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by eigoyasan

portrait/landscape (縦/横向き)

これから行楽シーズンに入り、真新しいデジタルカメラを持って写真を撮る機会が多くなるかもしれない。

その昔は写真撮影といえば、素人でもそれなりの知識や技術が必要な趣味の領域であったが、AF(オートフォーカス)カメラが出現するに至って、距離計(rangefinder)や露出計(exposure meter)を頼りに焦点距離や絞りをいちいち調整することなく、誰でも手軽に写真が撮れるようになった。

とはいえ、写真の構図くらいは、撮る人が自分で決めないといけない。普通はそのまま横向きの画像で撮ることが多いだろうが、人物の全身を撮るなら縦向きにしたほうがいい場合もある。

この「縦向き(縦長)」と「横向き(横長)」を英語で言う場合、日本語の発想そのままにそれぞれverticalと horizontalと言ってもいい。たとえば、「写真を縦向きに撮る」はtake a vertical shotという。

しかし、英語にはこれとは別に、portrait(縦向き)、landscape(横向き)という言い方がある。portraitには「肖像画」、landscapeには「景色」という意味があり、おそらくはそういう用途に由来した言い方だろう。今日ではその原義とは別に、画像や用紙の向きについて「縦向き」「横向き」という意味でも使われている。

たとえば、この意味のportraitを使ってdisplay the document in portrait orientation(文書を縦長に表示する)ように言うことができる。

(メルマガ「英語屋さんの作りかた」第3号掲載) ©Yoshifumi Urade 2003
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by eigoyasan | 2005-04-22 17:56 | こんな英語、見つけたよ